“侮慢”の読み方と例文
読み方割合
ぶまん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
極めて生真面目きまじめにして、人のその笑えるをだに見しものもあらざれども、かたのごとき白痴者なれば、侮慢ぶまんは常に嘲笑ちょうしょうとなる、世に最もいやしまるる者は時としては滑稽こっけいの材となりて
化銀杏 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
つまり外房の方から、優秀な海女あまが来ているのでしょう。そこで海女が、時々思いきった広言を吐いて海人を侮慢ぶまんすることもあるが、その自慢も毒がないから、笑いに落つるだけのものである。
大菩薩峠:28 Oceanの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)