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依託
ふりがな文庫
“依託”の読み方と例文
読み方
割合
いたく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いたく
(逆引き)
けれども自分が田口から
依託
(
いたく
)
されたのは女と関係のない黒い
中折帽
(
なかおれぼう
)
を
被
(
かぶ
)
った男の行動だけなので、彼は我慢して車台に飛び上がるのを差し控えた。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
念仏または題目の力で
苦艱
(
くかん
)
を
済
(
すく
)
ってやったというのとあるが、いずれにしても満足に
依託
(
いたく
)
を果した場合には、非常に礼を言って十分な報謝をしたことになっている。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
現に一度はある方面から
人選
(
にんせん
)
の
依託
(
いたく
)
を受けた某教授に呼ばれて意向を聞かれた記憶さえ
有
(
も
)
っている。それだのに僕は動かなかった。
固
(
もと
)
より自慢でこう云う話をするのではない。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
依託(いたく)の例文をもっと
(2作品)
見る
“依託”の意味
《名詞》
依 託(いたく)
他人に頼って任せること。
持たせ掛けること。
(出典:Wiktionary)
依
常用漢字
中学
部首:⼈
8画
託
常用漢字
中学
部首:⾔
10画
“依託”で始まる語句
依託金
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夏目漱石