依羅娘子よさみのおとめ)” の例文
妻の依羅娘子よさみのおとめが、「けふけふと吾が待つ君は石川いしかはかひに(原文、石水貝爾)まじりてありといはずやも」(巻二・二二四)と詠んで居り、娘子は多分、つぬさとにいた人麿の妻と同一人であろうから
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)