“併発”の読み方と例文
読み方割合
へいはつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八木が独仙なら、立町は豚仙ぶたせんさ、あのくらい食い意地のきたない男はなかったが、あの食意地と禅坊主のわる意地が併発へいはつしたのだから助からない。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そのいえまずしくて、かぜから肺炎はいえん併発へいはつしたのに手当てあても十ぶんすることができなかった。
三月の空の下 (新字新仮名) / 小川未明(著)