何時頃なんどきごろ)” の例文
掃除をしてくれたのに礼もろくに言わなかったっけ。それから何んだっけ。何時頃なんどきごろにこの前を通るかい。
「ほほう、いよいよ不審よのう。二品ともにみな主水之介の大好物ばかりじゃ。身共の好物知って贈ったとは、幽霊なかなか話せるぞ。それだけに気にかかる。京弥、何時頃なんどきごろじゃ」
婆「何うぞ明後日あさってはお待ち申して居りますが、何時頃なんどきごろおいでになりますか」
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)