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佐和
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さわ
ふりがな文庫
“
佐和
(
さわ
)” の例文
もっとも面白い一例をあげると、伊兵衛には
佐和
(
さわ
)
と呼ぶ妹が一人あった。とびぬけた美人とは云えないが、家中では
才媛
(
さいえん
)
の評が高い。
夜明けの辻
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
それよりしまへおあがりなされて一と夜
参籠
(
さんろう
)
あそばされ、あくる日
佐和
(
さわ
)
やまへおわたりになりまして、いちにちふつか御きゅうそくなされましてから御ほっそくあそばし
盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「おい。お
佐和
(
さわ
)
。この間のあの『
虎
(
とら
)
』をどこへやったんだ。」
青銅の基督:――一名南蛮鋳物師の死――
(新字新仮名)
/
長与善郎
(著)
その少し左の方に
佐和
(
さわ
)
山の城址も見えてゐる。
湖光島影:琵琶湖めぐり
(旧字旧仮名)
/
近松秋江
(著)
猟師 この先の
佐和
(
さわ
)
からも行けるよ。
中山七里 二幕五場
(新字新仮名)
/
長谷川伸
(著)
佐
常用漢字
小4
部首:⼈
7画
和
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“佐和”で始まる語句
佐和山
佐和利
佐和子
佐和田
佐和山佐渡子