伏義ふっき)” の例文
昼間、自分が見てきた相良金吾の居所、おくめへの仕返しにそれを万太郎へ教えてやったのですから、これは伏義ふっき文王の呪文に及ぶまでもなく、あたるにきまッた易断です。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
売卜ばいぼく先生は型の如く、早速、筮竹ぜいちくをとりあげて一本を端へのぞき、四十九本をザラリと押しもんで扇形にひらくと、思念の眼を伏せてひたいにあて、伏義ふっき文王周公の呪文じゅもんをぶつぶつ念じ出しましたが
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)