“伊吹大作”の読み方と例文
読み方割合
いぶきだいさく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうは文字どおりの忍びだから、手付きの用人伊吹大作いぶきだいさくただ一人を召しつれて、さっさとかどをまがってしまった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「これこれ」忠相が、ちょっと声を高めると、次の間との襖を背に、ぼんやり控えて殿と木甚との会話やりとりを聞いていた用人の伊吹大作いぶきだいさくが、かしこまって、耳を立てた。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
砂にすわって待っていると、奉行の忠相ただすけは、伊吹大作いぶきだいさくその他をしたがえて、すぐ出て来て座についた。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)