仰月台ぎょうげつだい)” の例文
「しからば、早速にも」と、兵の手配にかかり、一方城外の玄徳へ使いを派して涼秋八月、まさに観月の好季、清風に駕を乗せて一夜、城楼の仰月台ぎょうげつだいまでおいで願いたい。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)