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代赭色
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たいしやいろ
ふりがな文庫
“
代赭色
(
たいしやいろ
)” の例文
冬のことで、篠笹原はうすい緑の柔かなふくらみを持つて廣がつて居り、枯茅の野は鮮かな
代赭色
(
たいしやいろ
)
に染つてゐます。そして岩壁は多くうす赤い物々しい色をして聳えてゐます。
樹木とその葉:32 伊豆西海岸の湯
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
近い所も遠い所も家は低くてそして
代赭色
(
たいしやいろ
)
の瓦で皆
葺
(
ふ
)
いてある。態とらしく思はれる程その小家の散在した間間に木の群立がある。
雛罌粟
(
コクリコ
)
の花が少しあくどく感じる程一面に地の上に咲いて居る。
巴里の旅窓より
(旧字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
岬
(
みさき
)
代赭色
(
たいしやいろ
)
に、獅子の
蹈留
(
ふみとゞま
)
れる如く
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
岬
(
みさき
)
代赭色
(
たいしやいろ
)
に、獅子の
蹈留
(
ふみとどま
)
れる如く
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
代
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
赭
漢検1級
部首:⾚
16画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“代赭”で始まる語句
代赭