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他処
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ほか
ふりがな文庫
“
他処
(
ほか
)” の例文
旧字:
他處
一体こりゃどうしたんです?……さも重大なことみたいに仰っしゃってさ!
他処
(
ほか
)
でだったら
無償
(
ただ
)
でもくれますよ。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
クビにされたら
他処
(
ほか
)
で使はれる当はなし、僕はまるで、まつくらな毎日なんだから……
竹藪の家
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
その店の焼芋はすばらしく大きかったので、遠くからも買いに来た。
他処
(
ほか
)
では見られないことは、この家、この店土蔵だけの住居で二階が
住家
(
すみか
)
であり、小さな物干場へは窓から
潜
(
くぐ
)
り出していた。
旧聞日本橋:02 町の構成
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
遂
(
つ
)
ひドシャ降りではあるけれど足が
他処
(
ほか
)
へ向いてしまふ。
竹藪の家
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
他
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
処
常用漢字
小6
部首:⼏
5画
“他処”で始まる語句
他処行
他処事
他処目
他処眼
他処着
他処者
他処々々