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仔細
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いきさつ
ふりがな文庫
“
仔細
(
いきさつ
)” の例文
きょうこうしてはからずもお多喜の眼に触れて、その宗七の家へ引き取られたという
仔細
(
いきさつ
)
。
煩悩秘文書
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
そこで二人は、今までの
仔細
(
いきさつ
)
を手短かに述べると、公爵はあまたたびうなずいて聞いていたが、やがて、空を見上げて雲の流れを見、そばの松の樹の幹に
掌
(
てのひら
)
を当てて、何かしばらく考えていたが
ノンシャラン道中記:04 南風吹かば ――モンテ・カルロの巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
枕元の
鉄網行燈
(
かなあみあんどん
)
の灯影にほかならないあの女、道案内の礼事やら、
悪漢
(
わるもの
)
に襲われて倒れたところを折よく
良人
(
おっと
)
が来合せてこの家へ助け入れた
仔細
(
いきさつ
)
をくり返しくり返し語り続ける。
釘抜藤吉捕物覚書:04 槍祭夏の夜話
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
仔
漢検準1級
部首:⼈
5画
細
常用漢字
小2
部首:⽷
11画
“仔細”で始まる語句
仔細無之