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仁三郎
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にさぶろう
ふりがな文庫
“
仁三郎
(
にさぶろう
)” の例文
次は江戸ッ子のお手本、
花川戸助六
(
はなかわどすけろく
)
、
幡随院長兵衛
(
ばんずいいんちょうべえ
)
に対照してヒケを取らない博多ッ子のお手本、故、篠崎
仁三郎
(
にさぶろう
)
君を御紹介する。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
小間物屋の
主人
(
あるじ
)
——田原屋
仁三郎
(
にさぶろう
)
はこんな事を言うのでした。これは四十七八、世帯の苦労はしておりますが、喜平に劣らぬ愛嬌者で、若い時分から無二の間柄です。
銭形平次捕物控:052 二服の薬
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
これは
堂守
(
どうもり
)
の
仁三郎
(
にさぶろう
)
といって、町内の人気者だ。人に
怨
(
うら
)
みを買う
性
(
たち
)
の人間じゃない、金を溜めるような心掛けの男でもねえ、それがこんな
虐
(
むご
)
たらしい有様になって、
朝詣
(
あさまい
)
りの人に見付かったんだ。
銭形平次捕物控:008 鈴を慕う女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
仁
常用漢字
小6
部首:⼈
4画
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
郎
常用漢字
中学
部首:⾢
9画
“仁三”で始まる語句
仁三