“乙槌”の読み方と例文
読み方割合
おとつち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私の母、名はこと志津野しづの氏、父より二つの年下で、父に取っては後添えであった。父の初めの妻は小石氏で、私の長兄平太郎を残して死んだ。そのあとに私の母が来て、私の次兄乙槌おとつちと私とを生んだ。
私の母 (新字新仮名) / 堺利彦(著)