“丹朱”の読み方と例文
読み方割合
にしゅ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上野の堂坊のいらかが、冬がすみのかなたに、灰黒く煙って、楼閣の丹朱にしゅが、黒ずんだ緑の間に、ひっそりと沈んで見える、谷中やなかの林間だ。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)