世話よばなし)” の例文
その頃は、称讃浄土摂受経しようさんじやうどせふじゆきやうを千部写さうとの願をおこして居た時であつた。其がはかどらない。何時までも進まない。茫とした耳に、此世話よばなしが紛れ入つて来たのである。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
何時までも進まぬ。ぼうとした耳に、此世話よばなしが再また、まぎれ入って来たのであった。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)