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丑三
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うしみ
ふりがな文庫
“
丑三
(
うしみ
)” の例文
やがて、一時、二時、むかしのことばでいえば、
丑三
(
うしみ
)
つ
時
(
どき
)
です。もう電車の音も聞こえません。自動車の地ひびきもまれになりました。
少年探偵団
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
其の夜
丑三
(
うしみ
)
つの頃に、道臣は京子の枕元で看病をしながら、ツイうと/\と居眠りをしてゐたが、蚊帳越しに
颯
(
さつ
)
と吹き込む夜露を含んだ冷たい風に顏を撫でられ、驚いて眼を覺ますと
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
それは毎夜更けて
丑三
(
うしみ
)
つごろになると、ボストンの市街の暗い空に、ほの白いこわげな姿をして、奇妙なものが無数に飛び回り、うようよと動き、日中でも雨のじめつくうっとうしい日などは
迷信と宗教
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
丑
漢検準1級
部首:⼀
4画
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“丑三”で始まる語句
丑三時
丑三詣
丑三頃