与類よるい)” の例文
筑紫つくしの尊氏は、須臾しゅゆのまに、西国の諸豪を手なずけ、四国、山陽山陰の与類よるいをあわせ、おそくも年内には、大挙、ふたたび闕下けっかへせまってくることは、火を見るよりも明らかとおもわれまする
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)