不精鎌ぶしやうがま)” の例文
一挙に草を征伐するには、夏の土用の中、不精鎌ぶしやうがまと俗に云ふの長い大きなカマボコ形の鎌で、片端からがり/\いて行く。梅雨中つゆうちには、掻く片端からついてしまふ。
草とり (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)