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上荷
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あげに
ふりがな文庫
“
上荷
(
あげに
)” の例文
夜に
紛
(
まぎ
)
れて
上荷
(
あげに
)
船で密貿易の品を運び上げ、よくないことでもしていたのに違いない。……それはそれとしても、唐木屋利七は、一体、何のためにこんなところに用があッたンだろう。
平賀源内捕物帳:長崎ものがたり
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
日に一度は川口の船屋敷へ出張して
上荷
(
あげに
)
積荷の宰領をしていたが、夏も終って、川口に
白々
(
しらしら
)
と秋波が立つ頃になると、
船溜
(
ふなだめ
)
にいる船頭や
水子
(
かこ
)
が、このごろ谷津の
斜面
(
なぞえ
)
にあるお邸の
高楼
(
たかどの
)
に、一晩中
うすゆき抄
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
荷
常用漢字
小3
部首:⾋
10画
“上荷”で始まる語句
上荷拵
上荷船
上荷頭