上方うえかた)” の例文
一行が竹敷たかしき浦(今の竹敷港)に碇泊した時の歌が十八首あるその一つで、小判官大蔵忌寸麿おおおくらのいみきまろの作である。「うへかた山」は上方うえかた山で今の城山であろう。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)