“上庄”の読み方と例文
読み方割合
かみしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先年暇をとって退って行ったが、長く上庄かみしょうの女中頭をしていたおひさの故郷で、おひさの生家は、土地でも相当の漁師だった。
あの顔 (新字新仮名) / 林不忘(著)
呉服太物問屋上庄かみしょうの内儀として、人に立てられ、多勢の下女下男を使っているばかりでなく、恋仲で一しょになった夫の庄吉は、若くて、綺麗で、優しくて、働きがあって
あの顔 (新字新仮名) / 林不忘(著)