“上島”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うはしま33.3%
うわしま33.3%
かみじま33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
事務室に入つて、受付の広田に聞くと、同じ外勤の上島うはしまも長野も未だ帰つて来ないと云ふ。時計は一時十六分を示して居た。
病院の窓 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
昨年五月の末木曾の奥に入り王滝おうたき川の谿たにを上った時、上島うわしまの民居から少し上流の野口という部落を通った。すなわち山谷の入野いりのの口である。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
この宇土半島の西端と天草上島かみじまの北端との間に、大矢野島、千束せんぞく島などの島が有って、不知火しらぬい有明の海を隔てて、西島原半島に相対して居るのである。
島原の乱 (新字新仮名) / 菊池寛(著)