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上下
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のぼりくだり
ふりがな文庫
“
上下
(
のぼりくだり
)” の例文
峠で
力餅
(
ちからもち
)
を売りました、三四軒茶屋
旅籠
(
はたご
)
のございました、あの
広場
(
ひろッぱ
)
な、……俗に猿ヶ
馬場
(
ばんば
)
——以前
上下
(
のぼりくだり
)
の旅人で
昌
(
さか
)
りました時分には、何が故に、猿ヶ馬場だか
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
私
(
わつし
)
は旦那に申し上げた通り、越後屋重吉と云ふ小間物渡世で、年にきつと一二度はこの街道を
上下
(
のぼりくだり
)
しやすから、善かれ悪しかれいろいろな噂を知つて居りやすので、つい口から出まかせに
鼠小僧次郎吉
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
それと同時に
小児
(
こども
)
の事が気になって……言い出すと、女中ともう寝たろう。で、大して心配もしない様子、成程寝る時刻、九時ちと過ぎたかも知れない。汽車が二三度
上下
(
のぼりくだり
)
した。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“上下”の解説
上下(じょうげ、うえした)とは、上および下を指す。六方位(六方)の名称の一つで、高さ・深さといった立体的な位置を指す方位の概念を表す言葉である。
上・下方
頭・足方
天頂・天底方向
北・南方
首都に近づく・遠ざかる方
価値・地位が高い・低い方
時代が古い・新しい方
(出典:Wikipedia)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“上下”で始まる語句
上下共
上下座
上下料
上下格
上下着
上下箱
上下縞
上下谷
上下二筋
上下變動