トップ
>
三馬
>
さんま
ふりがな文庫
“
三馬
(
さんま
)” の例文
この間おさんの
三馬
(
さんま
)
を
偸
(
ぬす
)
んでこの返報をしてやってから、やっと胸の
痞
(
つかえ
)
が下りた。吾輩が最後につまみ出されようとしたときに、この
家
(
うち
)
の主人が騒々しい何だといいながら出て来た。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
毘沙門
(
びしゃもん
)
の
提灯
(
ちょうちん
)
は年内に張りかえぬつもりか、色が
褪
(
さ
)
めて暗いなかで揺れている。門前の屋台で職人が
手拭
(
てぬぐい
)
を
半襷
(
はんだすき
)
にとって、しきりに
寿司
(
すし
)
を握っている。露店の
三馬
(
さんま
)
は光るほどに色が寒い。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
“三馬”で始まる語句
三馬屋
三馬一九