トップ
>
三度目
>
みたびめ
ふりがな文庫
“
三度目
(
みたびめ
)” の例文
伊勢は
七度
(
ななたび
)
よいところ、いざ御案内者で客を招けば、おらあ熊野へも
三度目
(
みたびめ
)
じゃと、いわれてお供に早がわり、いそがしかりける世渡りなり。
伊勢之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一たびは朝早く我机辺に泣くを見出し、
二度目
(
ふたゝびめ
)
には雨ふりしきる日に垣の外より投入れられぬ。
三度目
(
みたびめ
)
は我が居らざりし時の事なれば知らず。浮世の辛らきは人の上のみにあらずと覚えたり。
秋窓雑記
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
三度目
(
みたびめ
)
に尼提の曲った路にも如来は悠々と歩いている。
尼提
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
“三度”で始まる語句
三度
三度笠
三度々々