三十一日みそか)” の例文
前後に同一おなじような、あわせ三尺帯の若衆わかいしゅは大勢居たが、大将軍のような顔色かおつきで叱ったのは、なまずの伝六といって、ぬらくらの親方株、月々の三十一日みそかには昼間から寄席よせを仕切って総温習そうざらいを催す
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)