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七顛八倒
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しちてんはっとう
ふりがな文庫
“
七顛八倒
(
しちてんはっとう
)” の例文
病人は
七顛八倒
(
しちてんはっとう
)
して悲鳴を上げるのが、娘が来て背中へぴったりと胸をあてて肩を押えていると、
我慢
(
がまん
)
が出来るといったようなわけであったそうな。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
熱い
汁
(
つゆ
)
が
下腹
(
したばら
)
へ、たらたらと
染
(
し
)
みた
処
(
ところ
)
から、
一睡
(
ひとねむり
)
して目が覚めると、きやきや痛み出して、やがて吐くやら、
瀉
(
くだ
)
すやら、
尾籠
(
びろう
)
なお話だが
七顛八倒
(
しちてんはっとう
)
。
能
(
よく
)
も生きていられた事と、今でも思うです。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
七
常用漢字
小1
部首:⼀
2画
顛
漢検準1級
部首:⾴
19画
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
倒
常用漢字
中学
部首:⼈
10画
“七顛八”で始まる語句
七顛八起