“旭日旗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょくじつき50.0%
きよくじつき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青白く光った、豊満な菱形の体躯たいくに、旭日旗きょくじつきの線条の様に、太く横ざまに、二刷子ふたはけ、鮮かな黒褐色の縞目、それが電燈に映って、殆ど金色に輝いているのです。
パノラマ島綺譚 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
女の返事ははづかしさうである。のみならず出したのも朝日ではない。二つとも箱の裏側に旭日旗きよくじつきを描いた三笠である。保吉は思はず煙草から女の顔へ目を移した。
あばばばば (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)