“レベル”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水準42.9%
測量機14.3%
傾斜線路14.3%
標識柱14.3%
高さ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
以て人生の種々なる方面が次第に高き水準レベルに昇り行く淘汰の諸法則をよりよく発見し
恋愛と道徳 (新字旧仮名) / エレン・ケイ(著)
測量をする技師の一と組は、巻尺と、赤と白のペンキを交互に塗ったボンデンや、測量機レベル等を携えて、その麦畑の中を行き来した。
浮動する地価 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
巻尺を引っ張り、三本の脚の上にのせた、望遠鏡のような測量機レベルでペンキ塗りのボンデンをのぞき、地図に何かを書きつけて、叫んでいた。
浮動する地価 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
百分の一内外の傾斜線路レベルほとんど一直線に、自分の家の真下に在る枯木林の中の踏切まで行けるので、その途中の大部分は枯木林におおわれてしまっていたから
木魂 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
そうしてその間をモウすこし行くと、見晴らしのいい高い線路に出る白い標識柱レベルの前にピッタリと立佇たちどまっている彼自身を発見したのであった。
木魂 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
彼女は自分の云ふことが私にはよくわからないといふことを忘れてゐた——彼女の話す題目を私が何も知らない、でなくも知らないのとおんなじだといふことを。私は彼女を自分の高さレベルに呼び戻した。