“測量機”の読み方と例文
読み方割合
レベル100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
測量をする技師の一と組は、巻尺と、赤と白のペンキを交互に塗ったボンデンや、測量機レベル等を携えて、その麦畑の中を行き来した。
浮動する地価 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
巻尺を引っ張り、三本の脚の上にのせた、望遠鏡のような測量機レベルでペンキ塗りのボンデンをのぞき、地図に何かを書きつけて、叫んでいた。
浮動する地価 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
そして、望遠鏡のような測量機レベルでのぞき、何かを叫んで、新しく、別なところへ持って行って、四角の杭を打ちつけた。杭と杭とをつなぎ合す線は、今度はいくらか蛇のようにうねってきた。
浮動する地価 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)