“リッジ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
山稜60.0%
分水線20.0%
稜角20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
グロース・シュレックホルン(四〇八〇米突メートル——一三三八六フィート)、下部及び上部グリンデルワルトの氷河を境する山稜リッジの最高点。アルプス諸山の山頂のうち、最、壮大なる、最も危嶮なる山容を有す。
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)
一日に二、三度、通り雨が森と水をいて過ぎた。私たちは朝早く分水線リッジを渡って、一日ボウトをいだ。どこへ行っても人っ子ひとり会わなかった。水は澄み切って底が見えていた。
踊る地平線:05 白夜幻想曲 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
岩とつづいて稜角リッジがプラットホームのように長い、甲府平原から仰いだ、硬い角度の、空線スカイラインの、どれかの端を辿たどっているのだ、何万という
白峰山脈縦断記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)