“マンテルピース”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
炉棚50.0%
暖炉縁25.0%
爐棚25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうちに、ふと気が付くと、正面の炉棚マンテルピースの上の姿見に、自分の顔が映っていた。彼が何気なく自分の顔を見詰めていた時だった。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
暖炉縁マンテルピースの上、すみなる三角だなの上には、内外人の写真七八枚、軍服あり、平装のもあり。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
ロチスター氏は、イィシュトン姉妹の傍を立去ると、彼女が卓子テエブルの傍に立つてゐたと同じやうに、たゞ獨りで爐の前に立つてゐた。彼女は、彼の方へ行つて、彼と向ひ合ひに、爐棚マンテルピースの前に立つた。