“マゼラン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句 | 割合 |
---|---|
摩世 | 25.0% |
摩 | 25.0% |
摩世瀾 | 25.0% |
摩世闌 | 25.0% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くだかんばかりに、風は摩世海峡のあいだからきたる。船のベッドに横たわる人々はみな船酔いに苦しみ、海どりが舞い上がって行くかと思えばめぐりかえってくる。
(南の極まるところの風浪は高くして航海し難く、よろずの船は晴れを待ってこの海峡の港にとどまる。往年の摩氏の心中を思いみるに、帆一つに死を賭してこの航路を開いたのである。)
(船は湾に入って波もようやくおだやかに、春の草が林や丘山に満ちている。山の頂にはなお残雪が見え、風はさむざむと摩世瀾海峡に吹いている。)