“ボオト”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
短艇50.0%
端艇50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
廉平は頂の靄を透かして、足許を差覗いて、渠等かれら三人の西洋婦人、おもうにあつらえの出来を見に来たな。苫をふいて伏せたのは、この人々の註文で、浜に新造の短艇ボオトででもあるのであろう。
悪獣篇 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
丁度その翌日ブラウンはテラピアの波止場で端艇ボオトから上がる時、足を挫いた。怪我はひどくはないが、暫く休息してゐなくてはならない。
不可説 (新字旧仮名) / アンリ・ド・レニエ(著)