“ホトバシ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:ほとばし
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
忘れたい歌の文句が、はつきりと意味を持つて、姫の唱へぬ口の詞から、胸にとほつて響く。乳房からホトバシり出ようとするときめき。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
あて人を讃へるものと、思ひこんだあの詞が、又心からホトバシり出た。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
二人の声が、おなじ感情からホトバシり出た。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)