“プロシヤ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
普魯西92.3%
普魯士7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
普魯西プロシヤ人は文明の敵だと叫んで見たり、独逸ドイツ人がそばにゐると食つた物が消化こなれないで困るとつたりしたニーチエは、偉大なる「力」の主張者であつた。
点頭録 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
普魯西プロシヤにては貴族めきたる鼻音にて物言ふ「レエベマン」を見ては、往きてこれと遊ばん勇気なし。
舞姫 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
ペリクリス時代の雅典アテンス、メヂチのフロレンス、エリザベス女王の英国、フレデリック大王の普魯士プロシヤはこもごも余の眼に浮び、我国をしてこれに為さんか彼に為さんかと
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)