“ブイ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:ぶい
語句割合
浮標81.5%
浮袋11.1%
7.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
艇は発足点の赤い浮標ブイに着いた。水路コースを見渡すと風は全く凪いでいるのではなかった。それは絶えず北東から吹いて来て艇首を左へ曲げた。
競漕 (新字新仮名) / 久米正雄(著)
水夫も火夫もみんなポンプに掛り切っていて手が足りないんですから……浮袋ブイを離してはいけませんよ。仕事が出来ませんから……いいですか……
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
と、一つと見えた傷が、喰ひ違つてブイ字型なつて居りますが、明らかに二つ、くつきりと目立つて居ります。