“パヴィリオン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
茶亭50.0%
小亭50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本当にうちに誰もサモヷルやコーヒーの世話をするかたがなけりゃ、月給の半分を茶亭パヴィリオンで飲んでおしまいになるようになるのも無理はありませんわ。
決闘 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
朝の八時といえば、士官や役人や避暑客連中が蒸暑かった前夜の汗を落しに海にひとつかりして、やがてお茶かコーヒーでも飲みに茶亭パヴィリオンへよる時刻である。
決闘 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
茶亭パヴィリオンの椅子に坐った彼はそう思うのだった。
決闘 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
他の両方はこんもりとした白楊ポプラアの林に遮られて、中央の小高い所には音楽堂のような六角形の小亭パヴィリオンが建てられて居ます。
金色の死 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)