“チベット”の漢字の書き方と例文
ひらがな:ちべっと
語句割合
西蔵100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
禅僧は新たに道をひらいて西蔵チベットをたずね、白馬は仏典を背負いてふたたび来たる。阿耨達アノクタツ池に三たび宿住し、金剛宝土ダージリンに四年にして帰る。
西航日録 (新字新仮名) / 井上円了(著)
今もそのままになっているが、これはもう一度必ず作り直す気でいる。西蔵チベット学者河口慧海先生の首や坐像を記録的に作ったのもその頃である。
自作肖像漫談 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)
ちょっと西蔵チベットの字に似ていて面白いね。落款の印はこれはヨルダン河の石をそのとき欠いて彫ったものだ。裏に書いてある。
旅愁 (新字新仮名) / 横光利一(著)