“シューバ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
外套33.3%
毛外套33.3%
毛皮外套33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ソヴェトのプロレタリアートは雨傘なんてなしで「十月オクチャーブリ」をやりとげた。一九三〇年、モスクワの群集中にある一本の女持雨傘は、或る時コーチクの外套シューバぐらい階級性を帯びるのだ。
三月八日は女の日だ (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
毛外套シューバでは汗が出るうららかさだ。
ピムキン、でかした! (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
……なあに、いいさ……まあ、こうして坐っていよう。……だが旦那だんなさまは、どうやら毛皮外套シューバも召さずに、ただの外套でいらしたらしい。
桜の園 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)