“サッファ”の漢字の書き方と例文
語句割合
頭布100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頭布サッファが解かれると左から右分けにした房々と恰好かっこうのいい頭髪があらわれて、少年は解いた頭布を私に示してからまた巻きに掛かった。
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
……第一あの頭布サッファを見たまえ! あの頭布を! 印度人で、あれだけの頭布を冠っているものは、まず王族以外にはないはずだ。
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
なるほど、それが太子の父王現国王マハラージャであろう。長くひげを生やした、やはり頭布サッファの老王が太子によく似た眼許口許をのぞかせていた。
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)