“キャラクテール”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
特性50.0%
人格25.0%
品質25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
でもその呼びかたに多少の特性キャラクテールを認めないこともない。
百喩経 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
それに、物臭ものぐさで、不精で、愚図で、内気で、どういう方面から考えても、泥棒のお先棒などには、まずもっとも不適当な人格キャラクテールである。
犂氏の友情 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
仏蘭西巴里はゲラン会社製の「花の夢レエヴドフルウル」というが如き高尚なる香水で扮飾した優なる毬栗頭であって、自からあの突兀たる総監のそれとは全然別な品質キャラクテールであった。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)