“カタストロフ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
破局60.0%
大破裂40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いよいよ破局カタストロフのどんづまりに追いつめられる事になったかと、一同暗雲に胸を閉ざされている時、ここにはからずも救護の天使が現われて、これは皇帝ではない
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
あの思いがけない破局カタストロフがやって来なかったら、二人は今日どんな風に別れたろう?
一徹な父は、一度云ひ出すと、後へは引かない性質たちだつた。それに対する兄が、父に劣らない意地張だつた。彼女が、常々心配してゐた大破裂カタストロフがたうとう目前に迫つて来たのだつた。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
一徹な父は、一度云い出すと、後へは引かない性質たちだった。それに対する兄が、父に劣らない意地張だった。彼女が、常々心配していた大破裂カタストロフがとうとう目前に迫って来たのだった。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)