“カグヤマ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:かぐやま
語句割合
香山60.0%
香具山40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
椎根津彦シヒネツヒコは蓑笠著て老爺、弟猾オトウカシは箕をかづいて老媼となつて、誓約ウケヒの呪言をして敵地に入り、天香山カグヤマの土を持つて帰り、祭器を作つて呪咀をした(神武紀)。此も常世神の俤であつた。
其東に平たくて低い背を見せるのは、聞えた香具山カグヤマなのだらう。旅の女子ヲミナゴの目は、山々の姿を、一つ/\に辿つてゐる。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
其東に平たくて低い背を見せるのは、聞えた香具山カグヤマなのだらう。旅の女子ヲミナゴの目は、山々の姿を、一つ/\に辿タドつてゐる。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)