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香山
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カグヤマ
ふりがな文庫
“
香山
(
カグヤマ
)” の例文
敵の邑落を幾つも通らねば行けぬ天
ノ
香山
(
カグヤマ
)
の埴土を盜みに遣るのに、
椎根津彦
(
シヒネツヒコ
)
に弊れた衣に簑笠を著せて、老爺に爲立て、
弟猾
(
オトウカシ
)
に箕を被かせて、老媼の姿に扮せしめたことが出て居る。
国文学の発生(第三稿):まれびとの意義
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
忘れ草吾が紐につく、
香山
(
カグヤマ
)
のふりにし里を忘れぬが為め
比較神話学
(新字新仮名)
/
高木敏雄
(著)
椎根津彦
(
シヒネツヒコ
)
は蓑笠著て老爺、
弟猾
(
オトウカシ
)
は箕をかづいて老媼となつて、
誓約
(
ウケヒ
)
の呪言をして敵地に入り、天
ノ
香山
(
カグヤマ
)
の土を持つて帰り、祭器を作つて呪咀をした(神武紀)。此も常世神の俤であつた。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
香
常用漢字
小4
部首:⾹
9画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“香山”で始まる語句
香山家
香山戸臣
香山飯店