“れんにょ”の漢字の書き方と例文
語句割合
蓮如100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蓮如れんにょ法孫ほうそん証如しょうにょからの道場で、室町幕府の無統治、無秩序のなかに建立されただけに、社会の動乱にいつでも対抗できるだけの構造と武備を持っていた。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
八世の蓮如れんにょ上人の時、伝道教化きょうげにつとめ、九世実如のとき、準門跡の地位にまでのぼったのだ。
九条武子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
ありがたや阿弥陀あみだ様。おありがたや親鸞しんらん様も、おありがたや蓮如れんにょ様も、それ、この杖に蓮華の花が咲いたように、光って輝いて並んでじゃ。さあ、見さっしゃれ、拝まっさしゃれ。
みさごの鮨 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)