“れんきんじゅつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
錬金術100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この時代、天下を横行した錬金術れんきんじゅつというのは、すこぶる大きな目標を持っていました。万物ばんぶつ何でもきんに変えるというのです。
科学が臍を曲げた話 (新字新仮名) / 海野十三丘丘十郎(著)
錬金術れんきんじゅつはこれである。すべての錬金術は失敗した。人間はどうしても死ななければならん事が分明ぶんみょうになった
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
中世のウィッチクラフトや錬金術れんきんじゅつなどと縁を引いているし、日本でいえば「書紀」にしるされている大陸渡来の呪禁師じゅごんしすなわち呪師のろんじがやはり呪医と曲芸奇術を兼ね行なったのに始まり
探偵小説の「謎」 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)