“れいりょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
零陵60.0%
厲霊20.0%
霊陵20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
荊州のうち長沙ちょうさ零陵れいりょう、桂陽の三郡だけを呉へ還してくれる。それなら呉の面目も立ち、きんの妻子も助けられよう
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかりといえども、集散遅速は火の初めて滅して、煙気なおうつせるがごとし。ゆえに、鬼神の感格あり、厲霊れいりょうの来出あり、精爽せいそうの依託あり、魂魄の流行あり。
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
聞けば、いつのまにやら、敵は一部の兵力を分けて、曲阿へ向け、曲阿方面から劉繇りゅうようの本城——霊陵れいりょう城のうしろを衝いていた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)