“りんどう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
竜胆76.3%
龍胆23.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
童女が感じのいい姿をして夫人の愛している竜胆りんどうや朝顔がほかの葉の中に混じってしまったのをり出していたわっていた。
源氏物語:28 野分 (新字新仮名) / 紫式部(著)
床の上に、小さな花瓶に竜胆りんどうの花が四五本挿してある。夏二た月の逗留とうりゅうの間、自分はこの花瓶に入り替りしおらしい花を絶やしたことがなかった。
千鳥 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
この間、越した家よりやや小さかったけれど、普請が新しく、裏の窓を開けると、濃い龍胆りんどういろにすみだ川がながれていた。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)
そこに、田舎の温泉場らしく湯のかけいが通っていた。熊笹の間には、龍胆りんどうの花が山気に濡れながら咲いていた。——
伸子 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)